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2018年06月07日

テントを選ぼう!

こんばんは、けーです。

初心者の方の役に立つ(と思っている)話、第…何弾?(笑)。ま、いっか。

今回はテントを選ぼう編です。
テントって種類もメーカーも色々あって、悩みますよねぇ。
そんな方のテント選びの一助になればと思っています。
今回はファミリー層を想定してお話しします。
もちろん今回もあくまで個人の意見ですので、参考程度でお願いします。

さて、テントですが、よく本やネットなんかでも説明されていますが、大きく分けて4タイプあります。

まずはドーム型。
普通は長い二本のポールを対角線上に組んでテントを建てます。
ポールだけで支えていて、ペグを打たなくても自立します。
慣れるとホントにあっという間に建つテントですので、メディアで初心者の方はコレ!と勧められることの多いテントです。
ただし、別途タープが欲しいテントでもあります。
本当に寝る場所だけかせいぜい小さな前室がある程度なので、タープがないと雨の時や日差しの強い日中に逃げ場がないからです。
タープを用意する、タープは持ってる、誰かが一緒に連れていってくれる(タープは相手の方が用意してくれる)、というなら簡単だし、お値段もわりと安いのでオススメです。
有名どころではコールマンのタフドームシリーズ、スノーピークのアメニティドームなど。
その他有名無名各メーカーから実に多くの種類が出ています。
お値段も5000円程度からあってピンキリです。

続きまして、ワンポール型。
文字通り、一本のポールで支えています。
ポール一本なので設営は簡単ですが、ペグ打ちをしないと自立しません。
基本の形が六角錐や八角錐なので周辺部の天井が低くスペースが無駄になりがちで、そこを解消するベル型と呼ばれる形のモノもあります。
このタイプは天井部にベンチレーションがあって先々薪ストーブを導入する予定なら大変便利です。
このタイプの変形でツーポールというものもあります。
大きめを買って半分は寝室、半分はリビングという使い方をする人も多く、その場合はタープはなくても大丈夫です。
ただし、雨の時は出入口から雨が吹き込みますので、対策が必要です。
有名どころではキャンパルジャパンのピルツ、ノルディクスのアスガルド、ロゴスやテンティピのテピィ型、DODのタケノコテントなど。
キャンパルジャパンのツインピルツや、最近ではスノーピークのスピアヘッドなども分類的にはここに入ります。
お値段は3万円程度から10万円程度が主流です。

それから、ツールーム型。
今はこのタイプがよく売れています。
クロスポール型と呼ばれるタイプや、カマボコ型と呼ばれる半円柱タイプなどがあります。
大きいので大変そうですが、慣れれば大概の幕は一人設営も可能ですし、タープ要らずなので意外と楽かもしれません。
雨や寒い時期のお籠りも苦になりません。
ただし、雨撤収などになった場合、乾燥させるにも結構なスペースが必要ですので、その点も考慮にいれた方が良いかもしれません。
有名どころではDODのカマボコテント、キャンパルジャパンのティエラ、スノーピークのトルテュなど。
お値段は10万円前後と少し高めです。
ファミリーキャンプなら(個人的には)このタイプが使いやすくてオススメです。

最後はロッジ型。
四角柱に屋根がついた形をしたもので、鉄骨テントなどと呼ばれたりもしています。
こちらも慣れればそう難しい訳ではないのですが、重いので一人設営はちょっと厳しいという声も聞きます。
これも大きめにして、半分は寝室、半分はリビングという使い方をすることが多いようです。
オシャレキャンパーやベテランキャンパーは結構ここに行き着いている方が多いように思います。
有名どころではノルディクスのユドゥン、キャンパルジャパンのロッジシェルターなど。
お値段は最も高めで10万越えも普通です。

初めてだけど、初めてだから、失敗したくないという気持ちはよくわかります。
でも、多分、テントは買い替えます。
もしくは買い足します。
家族の状況が変わったり、天気や季節によって相応しいテントが違うように思えたりするからです。
なので最初はあまり気負わずに、お好きなテントを買えば良いのでは?と思っています。
ただし、いずれのテントも使用想定人数ピッタリはオススメしません。
あの人数は寝袋を並べられる数、であって、荷物も入れて快適に眠れる数、ではないからです。