2018年11月07日
やっとほぼ“日常“かな
こんにちは、けーです。
あれから2ヶ月、ようやくほぼ“日常“が戻ってきたような気がします。
地震の回数もぐっと減りました。
ほとんど通常並、他の地域と変わらない頻度です。
牛乳をはじめ、買い物も欲しいものが普通に買えるようになりました。
でも、家から少し出歩くと玄関に赤や黄色の紙を貼られた家があったり、壁沿いに三角コーンが置いてあったりして、まだまだ爪痕は残っています。
ニュースでさんざん報道された液状化の地域も比較的近いのですが、あの辺りの人の中には避難生活を続けている方もいるようです。
店の営業時間も短縮されたままです。
実は自分の中でもなんだか切り換えられなくてなかなかブログに書けませんでした。
が、2ヶ月が過ぎたことですし、なんとなく一区切りとして、今回の震災とそれに続く停電での反省と教訓というか、気づいたことです。
ベッドの上は安全地帯に。
これは以前から気を付けていたので、実際何かが落ちてきたり倒れてきたりしなくて安心して寝ていられて良かったです。
食器棚の扉には(今更ですが)ストッパーを。
と同時に大事な作品は絶対引き出しの中へ入れよう。
結局段ボール一箱分の食器を捨てることになりましたが、作品が入っている引き出しの中の食器(クッション材も入ってます)は全部無事でしたので。
本棚も扉のあるものにはストッパーを。
特に階段の上の本棚はみーの避難経路を塞ぐので早めの対策が必要だと思いました。
乾電池、カセットコンロのガス缶は多めに備える。
自宅の懐中電灯や電池式のランタン等の電池は常備しておいた方が良いと思います。
できれば今中に入っている分、取り替え分、もう一回取り替え分、位あるとかなり安心して過ごせます。
2回も取り替える頃には買い物も出来るようになってきてると思います。
ただ、電池はなかなか買いにくい状況が続きましたので、その辺は考えて備蓄をと思います。
あと今回、久しぶりに懐中電灯を出したら電池が液漏れして使えなかったって声を友達やお客様から何度も聞いています。
備えているものがちゃんと使えるか時々チェックすることをオススメします。
カセットコンロのガスも少し多めに買い置きすると安心です。
カップラーメンやアルファ米もお湯で作る方が美味しいですから。
ガス缶はだいたいですが、一般的なカセットコンロで一本一時間半程度は使えるそうですので、一回の調理でどのくらい使うか考えれば自分の必要量がわかると思います。
カップ麺しか食べないって人は調理時間も短いでしょうし、ちゃんと食べたい人は長くなると思います。
水を備蓄する。お風呂のお水も貯めておく。
うちでは3月に断水を経験してからペットボトルの水を一箱分備蓄していますが、これがかなりの安心材料でした。
断水だけなら給水車はわりとすぐに来てくれるけど、水を運ぶのは思いの外大変です。
水タンクやジャグはあった方が良いです。
給水車で配ってくれる袋はホント使いにくいですし、長引くと袋がなくなっちゃいます。
水がないとカップラーメンやアルファ米さえも食べられませんし、手も顔も洗えないし、歯も磨けなくなります。
マンション住まいの方はいざという時は階段を往復することになりますので、その辺も考えて備蓄した方が良いかと思います。
ラジオはあった方が良いです。
信頼できる情報はやっぱりテレビやラジオから。
今回かなり怪しい情報もたくさんきました。
ラインやメールで「4時間後に市内全域断水」とか「2時間後から携帯使えなくなる」とか「地鳴りがしてるからもう一回デカい地震が来る!」とか。
それがさも本当の情報かのように、警察や役所に勤めてる友人からの情報で、とか、震源地に入って救助活動をしている知り合いの自衛官から聞いたんだけど、とか、そういうタイトル付きで友達の友達の友達(もはや赤の他人)みたいな人から回ってくるんです。
異常事態の最中なので、ともするとうっかり信じちゃうような心理状態。
そういう時にラジオから正しい情報が得られるのは大事だと思いました。
ちなみに現地に入っている自衛官って言うのはそんなところで携帯なんぞ触らせて貰えないそうですから、その手の情報は全部嘘ってことですね。
冷静に考えたらそりゃそうなんですよね。
でもその冷静な判断が出来なくなっているので要注意です。
それでもやっぱりグループLINE、ありがたい。
3月の断水の時も思いましたが、近所の仲良し主婦仲間のグループLINEはありがたいです。
今家の前に給水車来てますとか、どこどこのスーパーで何が買えますとか、あそこのスタンド空いてましたよとか、今欲しい情報が届きます。
持つべきものは友ですね。
我が家の場合、数日の停電なら(食料品に不足がなければ)慌てて買い物に行かなくても乗り切れる。
我が家はメインカーがアウトランダーPHEVという車なのですが、ガソリン満タンなら10日分の家庭の電気が賄えるという触れ込みでいざという時に役に立つかもねと言いながら買いました。
これまでキャンプ場でちょっとお湯を沸かしたり携帯を充電したりする位にしか使っていなかったのですが、今回は大活躍でした。
ラジカセの電源や携帯の充電はもちろん、冷蔵庫にも給電出来たので、買いだめしている中身が腐る心配もなく安心でした。
外出は軽自動車だったので、家に残る人に不便させることもなかったです。
その代わり、ガソリンはマメに入れていつも余裕のある状態にしておいた方が良いなと思いました。
キャンプ用品は大いに役立つ。
ランタンなどを出してきたので、灯りも充分に確保出来ました。
電池の買い置きも充分にあったし、もし電池が切れてもホワイトガソリンのランタンも、カセットガスのランタンもあるので、多分大丈夫でした。
キャンプの記事なんかではよく燃料の統一って言葉を聞きますが、その場合はその燃料の充分な備蓄もあった方が良いですね。
もし避難所に行くことになっても寝袋とかマットが役に立つと思います。
大事な人とは早めに連絡を取り合う。
電話もLINEも直後はなんともなかったのですが、時間と共に繋がらなくなりました。
離れて暮らす大事な人には自分の無事を早めに伝えておくと相手方も安心するようです。
最初の1~2日目の混乱期は八光学園がステキ(笑)。
牛乳は牛の飼育から瓶詰めまで自分のところで生産し、野菜は農家さんから直接配送なので、こういう時には強いですねぇ。
逆にコンビニはかなり弱かったですね。
もともとストックが薄いからでしょうけど、早々に棚が空っぽになり供給も全く追い付いていない感じでした。
やっぱり大きいスーパーの方がストックもたくさんあるし、流通も優先的なのかパンやお米もあって良かったと思いました。
長くなりましたが、とりあえず思い付くことを書きました。
ちなみにこれでも我が家はわりと準備してる方の家庭です。
電源の確保、水の備蓄、食料の買い置き、非常用持ち出し袋の用意が常に整っています。
それでもやはり落ち着いてはいられなかったので、備えてなければいかに大変だったかと思います。
この情報が少しでもお役にたてればと思います。
あれから2ヶ月、ようやくほぼ“日常“が戻ってきたような気がします。
地震の回数もぐっと減りました。
ほとんど通常並、他の地域と変わらない頻度です。
牛乳をはじめ、買い物も欲しいものが普通に買えるようになりました。
でも、家から少し出歩くと玄関に赤や黄色の紙を貼られた家があったり、壁沿いに三角コーンが置いてあったりして、まだまだ爪痕は残っています。
ニュースでさんざん報道された液状化の地域も比較的近いのですが、あの辺りの人の中には避難生活を続けている方もいるようです。
店の営業時間も短縮されたままです。
実は自分の中でもなんだか切り換えられなくてなかなかブログに書けませんでした。
が、2ヶ月が過ぎたことですし、なんとなく一区切りとして、今回の震災とそれに続く停電での反省と教訓というか、気づいたことです。
ベッドの上は安全地帯に。
これは以前から気を付けていたので、実際何かが落ちてきたり倒れてきたりしなくて安心して寝ていられて良かったです。
食器棚の扉には(今更ですが)ストッパーを。
と同時に大事な作品は絶対引き出しの中へ入れよう。
結局段ボール一箱分の食器を捨てることになりましたが、作品が入っている引き出しの中の食器(クッション材も入ってます)は全部無事でしたので。
本棚も扉のあるものにはストッパーを。
特に階段の上の本棚はみーの避難経路を塞ぐので早めの対策が必要だと思いました。
乾電池、カセットコンロのガス缶は多めに備える。
自宅の懐中電灯や電池式のランタン等の電池は常備しておいた方が良いと思います。
できれば今中に入っている分、取り替え分、もう一回取り替え分、位あるとかなり安心して過ごせます。
2回も取り替える頃には買い物も出来るようになってきてると思います。
ただ、電池はなかなか買いにくい状況が続きましたので、その辺は考えて備蓄をと思います。
あと今回、久しぶりに懐中電灯を出したら電池が液漏れして使えなかったって声を友達やお客様から何度も聞いています。
備えているものがちゃんと使えるか時々チェックすることをオススメします。
カセットコンロのガスも少し多めに買い置きすると安心です。
カップラーメンやアルファ米もお湯で作る方が美味しいですから。
ガス缶はだいたいですが、一般的なカセットコンロで一本一時間半程度は使えるそうですので、一回の調理でどのくらい使うか考えれば自分の必要量がわかると思います。
カップ麺しか食べないって人は調理時間も短いでしょうし、ちゃんと食べたい人は長くなると思います。
水を備蓄する。お風呂のお水も貯めておく。
うちでは3月に断水を経験してからペットボトルの水を一箱分備蓄していますが、これがかなりの安心材料でした。
断水だけなら給水車はわりとすぐに来てくれるけど、水を運ぶのは思いの外大変です。
水タンクやジャグはあった方が良いです。
給水車で配ってくれる袋はホント使いにくいですし、長引くと袋がなくなっちゃいます。
水がないとカップラーメンやアルファ米さえも食べられませんし、手も顔も洗えないし、歯も磨けなくなります。
マンション住まいの方はいざという時は階段を往復することになりますので、その辺も考えて備蓄した方が良いかと思います。
ラジオはあった方が良いです。
信頼できる情報はやっぱりテレビやラジオから。
今回かなり怪しい情報もたくさんきました。
ラインやメールで「4時間後に市内全域断水」とか「2時間後から携帯使えなくなる」とか「地鳴りがしてるからもう一回デカい地震が来る!」とか。
それがさも本当の情報かのように、警察や役所に勤めてる友人からの情報で、とか、震源地に入って救助活動をしている知り合いの自衛官から聞いたんだけど、とか、そういうタイトル付きで友達の友達の友達(もはや赤の他人)みたいな人から回ってくるんです。
異常事態の最中なので、ともするとうっかり信じちゃうような心理状態。
そういう時にラジオから正しい情報が得られるのは大事だと思いました。
ちなみに現地に入っている自衛官って言うのはそんなところで携帯なんぞ触らせて貰えないそうですから、その手の情報は全部嘘ってことですね。
冷静に考えたらそりゃそうなんですよね。
でもその冷静な判断が出来なくなっているので要注意です。
それでもやっぱりグループLINE、ありがたい。
3月の断水の時も思いましたが、近所の仲良し主婦仲間のグループLINEはありがたいです。
今家の前に給水車来てますとか、どこどこのスーパーで何が買えますとか、あそこのスタンド空いてましたよとか、今欲しい情報が届きます。
持つべきものは友ですね。
我が家の場合、数日の停電なら(食料品に不足がなければ)慌てて買い物に行かなくても乗り切れる。
我が家はメインカーがアウトランダーPHEVという車なのですが、ガソリン満タンなら10日分の家庭の電気が賄えるという触れ込みでいざという時に役に立つかもねと言いながら買いました。
これまでキャンプ場でちょっとお湯を沸かしたり携帯を充電したりする位にしか使っていなかったのですが、今回は大活躍でした。
ラジカセの電源や携帯の充電はもちろん、冷蔵庫にも給電出来たので、買いだめしている中身が腐る心配もなく安心でした。
外出は軽自動車だったので、家に残る人に不便させることもなかったです。
その代わり、ガソリンはマメに入れていつも余裕のある状態にしておいた方が良いなと思いました。
キャンプ用品は大いに役立つ。
ランタンなどを出してきたので、灯りも充分に確保出来ました。
電池の買い置きも充分にあったし、もし電池が切れてもホワイトガソリンのランタンも、カセットガスのランタンもあるので、多分大丈夫でした。
キャンプの記事なんかではよく燃料の統一って言葉を聞きますが、その場合はその燃料の充分な備蓄もあった方が良いですね。
もし避難所に行くことになっても寝袋とかマットが役に立つと思います。
大事な人とは早めに連絡を取り合う。
電話もLINEも直後はなんともなかったのですが、時間と共に繋がらなくなりました。
離れて暮らす大事な人には自分の無事を早めに伝えておくと相手方も安心するようです。
最初の1~2日目の混乱期は八光学園がステキ(笑)。
牛乳は牛の飼育から瓶詰めまで自分のところで生産し、野菜は農家さんから直接配送なので、こういう時には強いですねぇ。
逆にコンビニはかなり弱かったですね。
もともとストックが薄いからでしょうけど、早々に棚が空っぽになり供給も全く追い付いていない感じでした。
やっぱり大きいスーパーの方がストックもたくさんあるし、流通も優先的なのかパンやお米もあって良かったと思いました。
長くなりましたが、とりあえず思い付くことを書きました。
ちなみにこれでも我が家はわりと準備してる方の家庭です。
電源の確保、水の備蓄、食料の買い置き、非常用持ち出し袋の用意が常に整っています。
それでもやはり落ち着いてはいられなかったので、備えてなければいかに大変だったかと思います。
この情報が少しでもお役にたてればと思います。